食べ歩き walk to eat

  • 玄子(くろこ)

カテゴリー:食べ歩き

2013年、一発目は豊川市にある手打ち蕎麦の「玄子」(くろこ)の紹介です。ここは親しい知人に紹介されて行ってみたのですが、予想以上に素晴らしい仕事をしていて驚いたほどです。

場所は市の中心から外れた田舎というか、畑の中にぽつんと佇む農家のような感じで、今どきのカーナビを使わないと迷うほどです(笑)

時は昼過ぎ1時ごろ。ボクらが入ったときは数名のお客がいただけなのですが、その後どんどん増えてほぼ満員になりました。普通1時を過ぎれば徐々にお客も減っていくのですが、それはまぁ不思議な光景で、やはり人気店ならではだと思いました。

ボクが注文したざる蕎麦は、国産の蕎麦粉を8対2で混ぜただろうと思われる食感で、適当に蕎麦殻が入り香りもよく、さらに表面のザラつきも程好くあり、麺の硬さと歯ごたえは全くボク好み。一口しただけで感動でした。それプラス、蕎麦の上に乗っている葉は蕎麦の新芽。店に入る前、横の畑にさり気なく植えてあるのを発見しました。オシャレですよね~鴨だし蕎麦もメニューにありましたよ。

デザートには、蕎麦がきのスイーツ。蕎麦がきは普通、麺つゆにつけて食べますが、それをスイーツで出すとはボクにとっては画期的でした。もちろん砂糖で食べても美味しいのは分かっていたのですが、まともなメニューとは、これはやられた!またまた感動。

食べ物って、人によって旨いかそうでないかの感想は十人十色ですが、ここは良い仕事をしている店には間違いありませんでした。場所が良い悪いは関係なく、まず良い仕事をして、しかもそれが美味しければ何処からでもお客は来てくれるということを再認識。厳しいこの時代、どう生き残っていくかを教えてくれたような気がしました。

初心に帰らせてもらった「玄子」に感謝ですm(_ _)m

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