食べ歩き walk to eat

  • やをよし

カテゴリー:食べ歩き

蒲郡は竹島水族館ちかくにある「手打ちうどんのやをよし」を紹介します。以前から評判を聞いてたいたものの、なかなか行くことができず、やっと実現したというわけです。ここは明治36年創業という、みうらや製麺よりはるかに大先輩のお店。夜7時半だというのにボクらの他にもまぁまぁの数の客がいました。夜の個人店でそれだけ入るというのはさすがですね。

画像は上から「釜揚げうどん」、「ざるうどん」、「鴨南蛮うどん」です。2人で入ったのに3品とはいかがなものか?まぁいつものようにボクは2つ食べましたが・・・何か文句でも?(笑)

ここは注文をもらってから茹でているようで、品物が出てくるまで待つこと約20分。やや柔らか目に茹だった中細うどんは予想どおりの食感。讃岐うどんとは対照的な食感なので客層もやや中高年が目立ちました。麺類の硬さというのは、うどんもラーメンもほとんどの人がコシの強いのものを好みますが5人に1人くらいは柔らか目が好きみたいですね。

例えば、香川の讃岐うどんはコシが強い。強くなきゃうどんじゃないと言います。そうかと思えば伊勢うどんは超柔らか。三重の人は柔らかく茹でてないと、うどんじゃないと言います。ところ変われば好みも変わるというわけ。調べてみると非常に面白いですね。

ところで、ここ「やをよし」のうどんですが、さすが老舗人気店。味は画像を見てのとおりです!小麦粉も鰹節も汁も拘っています。小麦粉は地元蒲郡の金トビ志賀製粉のもの。二昼夜かけて練りと熟成を繰り返し手打ちをしたうどん。鰹節は土佐清水産だけのもの。醤油は愛知県内醸造所の溜りをオリジナルブレンドしたものを汁にしているそうです。それに器も洒落てますよね~

この厳しい時代に、しっかりとした拘りをもってやってるお店はさすがに強いですね。明治の時代から長年続く理由がわかったような気がします。改めて痛感すると同時に勉強になりました。まぁごちゃごちゃ書くより「百聞は一食に如かず」のお店です!(^^)

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