食べ歩き walk to eat

  • ちょっとブレイク

カテゴリー:食べ歩き

ボクの好きな言葉のひとつに「原点回帰」があります。これについて少し(^^;

これは・・・あさりの寿司?先日うちの母親が作ってくれた郷土料理なのですが、今また地元渥美地区でブームになっています。この時期のあさりは旬でとっても美味しいので昔からお祝い事やいろんな行事では当たり前の付き物だったのですが、近年あさりの高騰と獲れ高が減っていることもあり、又作ることもやや面倒なので、なかなかお目にかかれません。

ここ数年、地元のスーパーさんや商工会が軸となって、このあさりの押し寿司を広げていこうじゃないかと再びブームになっているというわけです。食べて、もちろん旨い!ボクらの年代にとっては古き良き時代の懐かしい味が甦ってくるんだよなぁ~

ボクは美味しいラーメン等を求めて各地を食べ歩いていますが、近頃のラーメンはスープがやたら濃くなった気がします。昔は醤油が基本となったスープですが、食べる方も美味しいものを追求しすぎるあまり、薄くあっさりした味に飽き、また自分の舌も自然に濃い味を欲しがったりしてきているのでしょう。あげくの果てにはイタリアン風だといってパスタのスープを使ったラーメンが人気だとか・・・だったら初めからスパゲティを食っとけって話しですよねww

ラーメン屋さんは独自のスープをつくり、それを主張したくて、そのスープに合った麺を選びます。つまり殆どのラーメン屋さんはスープ屋さんなのですね。現代のラーメンスープの種類は飽和状態といっても過言ではありません。今一度原点回帰して鶏ガラの香りがしっかりついた懐かしい醤油スープが受ける時代にきてるのではないかとボクは考えます。

話しは反れましたが(笑)渥美の郷土料理である「あさりの押し寿司」。そういう意味では昔懐かしい味が今一度見直されている一品なのです。

現代は何事においても「原点回帰」の時期にきているのかもしれません。

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