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カテゴリー:食べ歩き

ご存知、名古屋の名店「みそかつ矢場とん」です。見るからにマイウ~ですね(笑)

矢場とんといえば市内に数店舗あるのですが、ボクが行ったのは名古屋駅新幹線口地下街エスカ店です。夕方前だったのですが、すでにお客は半分くらい入って賑わっていました。

画像左は定番中の定番「味噌カツ」、右は「味噌ひれカツ丼」です。関東でも関西でもカツに味噌をかけて食べるなんてナンセンスだと聞きましたが、愛知県では当たり前なのです。カツは分厚いのに柔らかく揚げられていて、それはまさに職人技。グロテスクなほど味噌がかけられているのですが、ほとんどコッテリ感はありません。又その下に敷き詰められたキャベツの千切りと味噌が絡まって、まさに両者は切っても切れない親友ってとこですね(笑)

矢場とんは創業60年と歴史もあり、その人気が何であるのか?興味もあったのです。注文した品物を待つ間、お茶を飲みますが、それが少なくなるとすぐまたお茶を注ぎにくる。店員も応対を教育されているようで誰もが丁寧だし、親切、かといって肩苦しくない。

ダテに60年続いているわけではありません。味はもちろんのこと、決して値段が安いわけではないのに人気の要因がいくつかありました。冒頭に名店と書きましたが、いちばんは地元のみなさんに愛されている庶民の見方!そんなお店だなと感じました。

うちも矢場とんさんに年数だけでも勝たんといかん!(笑)と気持ちを新たにさせられたお店でした。

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お客様訪問をしてきました。豊橋市下地町にあるスーパー「一期家一笑」さんです。

ここは下地町の住宅が密集する中にあり、立地的に決して有利ではないにも関わらず相当な数のお客で毎日賑わっています。何といってもまずこの息子さん!名前は大西洋くん・・・大西洋と書いて「ひろし」と読みます。一度聞いたらゼッタイに忘れませんw

この大西洋くん若干30歳くらいですが、実はボクが尊敬するほどの人物なのです。理由は別にうちのお客様だからではなく(ホントです!)その、みなぎるパワー!大不況といっても過言ではないこのご時世、それを逆手にとって自ら超ローカルスーパーと称し、いろんなユニークな戦略で次々と勝ち進む姿は今時の若者にはないものを持っています。

お店の入り口横にある木製のお地蔵様。これは自宅庭にあった樹齢約40年のイチョウの木が台風で倒れてしまったことがキッカケで同じ豊橋市内に住むチェーンソウアート世界一の人にお願いして造ったものだそうです。それが今ではお客様の祈願地蔵になったというわけ。人がどんどん集まってきそうですもんね。面白いじゃぁないですか!

しかし大西洋くんのすごいのは、これがただのお金儲けのための人集めではないというところです。純粋に地域のみなさんに楽んでもらい、憩いの場所として集まってほしいという願いからなんですよね。詳しくは、お店の内容も含め、うちのホームページにリンクしてありますので是非ご覧ください。

不況だ不況だといって愚痴ばかり零し何も行動に出ない人はたくさんいます。それではただのローカルスーパーになってしまいますが、一期家一笑さんは本当の意味でのスゴイ超ローカルスーパーなのです!

大西洋くん、同じ経営者として勉強になりますm(_ _)m

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最近、評判を聞いて急に思い立ったように家を飛び出し、うどんを食べに行った「九五郎」です。豊川と新城にお店があるんですが、ここは豊川店。

想像してた以上に店が大きく広く、また駐車場も広くて驚き。画像でもわかるように、天井が高く、テーブル席は小さく仕切られて落ち着ける。もちろん座敷もカウンターもあるが、ボクは一人でカウンターw

注文してから待つこと約10分。茹でたてだと思われるうどんが出てきました。一杯目は、いつものように冷たいざるうどん。うどんそのものの味と食感を確かめるには冷たいのがいちばんなのです。細目のうどんを一口食べてすぐわかりましたが国産小麦粉のみで作られており、しかも澱粉など使わない純粋な小麦のうどんです。

輸入小麦粉と違い、しなやかさや弾力性はあまりありませんが、国産独特の硬さが特徴です。近年、うどんというと冷凍うどんの食感が一般的だと思われますが、実は澱粉の割合が10~15%もあります。そのぶん茹で時間を短くすることができ、つるつる感も増すのですが、澱粉の分だけ小麦粉本来の味と香りが減ることになります。どちらが美味しいかはボクが決めることではなく、食べる人たちの好みの違いとなります。まぁウンチクはどうでもいいですが(笑)

もう一杯、温かいうどんも適度な硬さの麺に白醤油がよく合ってました。どちらも注文を受けてから10分程度で出てきたということは、茹で時間は7~8分かな。茹でたてのうどんをお出しする。これはできそうでなかなか難しい。しかしそれをやってる九五郎は手間暇を惜しまず、しかも丁寧な仕事をやっていると感じました。2杯で1000円そこそこ。これも人気のひとつかな。上手に商売していました。

誰が何と言おうと、うどんは茹でたてが一番です!

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名古屋は大須の洋食屋さん キッチン トウキョウです。数年前、大須へ仕事で行ったとき偶然入ったお店だったのですが、あまりにも美味しくて気に入ってしまったので、わざわざ訪れたというわけです。

お店の中へ入ると一気に昭和の時代にタイムスリップしたかのような錯覚を覚えるほどのレトロ感がたまらなくイイ!床は焦げ茶色の板張り、壁は白のタイル、店の灯りはすべて間接照明という落ち着いた雰囲気がボクにはお気に入りです。

画像左上はチキンガーリックステーキ。熱々の鉄板で出てくところは食べる側には嬉しい。それにガーリックソースが入った器が懐かしいですよね~子供のころ一種の憧れがあったのを思い出しました(笑)ソースをかけるともちろんジュージューと音を立て食欲をそそります。外側の皮がカリッ!肉は柔らかく上品でジューシー!そのバランスが一口また一口と絶え間なく食べてしまうほど。う~ん旨い!

画像真中はキノコのあんかけソースがかかったハンバーグ。ここはハンバーグが一番人気とのこと。その味は・・・鉄板には乗ってないけど美味しさはまさに鉄板でした!

ボクが一番気に入ったのはタンシチュー。見れば一目瞭然!厚さが2cmもあろうかというタンがものすごく柔らかいのには全く驚きの一言。ボクの言葉で言い表さなくても画像でわかってしまうのがまたスゴイ!

店員さんの丁寧且つフランクな対応で畏まらずに気持ちを緩めて食事をすることができます。隣のテーブルには若いカップル、その隣にはご老人が数人とまさに老若男女の入る店。よき昭和の雰囲気がボクらの年代には懐かしく、又若い年代には新鮮に映るのでしょうね。

数年前、偶然立ち寄った洋食屋さん。あとから知ったのですが、地元ではもちろん、遠くからでもお客が来る有名人気店だったのです。それは味だけではなく、店の雰囲気、器のセンス、店員さんの対応といろんな要因があるんですよね。

流行るお店でまた勉強をさせてもらいました。

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名鉄神宮前駅から電車で約25分。半田市の古窯庵に行ってきました。名鉄知多半田駅から徒歩で約10分。静かな街の通りに並ぶ古民家風の蕎麦屋さんです。半田市は昔から醸造が盛んで市内所々に醸造会社の跡があり、おそらくここも古い醸造屋をリフォームしたのだと思われます。

中へ入ると、想像通りのレトロ感。これがまた落ち着いたイイ雰囲気なんだなぁ~ 座敷オンリーで、靴を脱いで上がると1階はやや照明を落とした3つの部屋に分かれており、5テーブルは並ぶはずのスペースなのに3テーブルしか置いてありません。余計な人数は入れないという拘りがあるのかなと感じました。

蕎麦はもちろん国産、しかも福井県産を使用しているそうで挽きたて、打ちたて、茹でたての「三たて」に拘っており、これは蕎麦の基本なのですが、それでもなかなか出来ることではありません。又蕎麦粉も2種類に挽き分け、蕎麦の実の中ほどの白い部分と外側の黒い部分+殻が入った粉とがあります。

画像左下は「名古屋コーチンせいろ」。蕎麦の種類は実の中ほどを使っているので白っぽい麺線になっており香りは少ないのですが、そのぶん蕎麦の甘味があります。それを熱々の汁につけて食べると名古屋コーチンの上品な脂の甘味が蕎麦を引き立てるのです。どうせ汁の味や香りが蕎麦に勝ってしまうので、あえて香りの少ない方の粉にしているのでしょうね。

画像真中は、右側半分の黒っぽいのが蕎麦の実の外側+殻が入った、いわゆる挽きぐるみです。白っぽい蕎麦とはちがい、香りが強くて粗挽きのため舌触りがざらざらしますが、そこがまたイイ!ボクはこちらが好みかな。

汁は、鰹風味より醤油味が勝ったもの。蕎麦はもともと香りを楽しむものなので、しかも蕎麦粉の割合が多ければ多いほど醤油風味を勝たせて鰹風味を抑えるのです。逆に蕎麦粉の割合が少ないものは鰹風味が勝った甘めな汁が一般的に合います。

古窯庵は常滑市にもありますが、どちらもここ数年大変評判が良いです。飲食店はまず美味しいのが大前提ですが、ここは確かに仕事も接客も丁寧だし、かといって窮屈ではないし、古い建物を上手に利用しています。アイデアを活かせばまだまだチャンスはあるんだなと改めて知らされました。

値段はやや高目ですが、上手に商売をやっている一店。勉強になりますわm(_ _)m

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ボクの好きな言葉のひとつに「原点回帰」があります。これについて少し(^^;

これは・・・あさりの寿司?先日うちの母親が作ってくれた郷土料理なのですが、今また地元渥美地区でブームになっています。この時期のあさりは旬でとっても美味しいので昔からお祝い事やいろんな行事では当たり前の付き物だったのですが、近年あさりの高騰と獲れ高が減っていることもあり、又作ることもやや面倒なので、なかなかお目にかかれません。

ここ数年、地元のスーパーさんや商工会が軸となって、このあさりの押し寿司を広げていこうじゃないかと再びブームになっているというわけです。食べて、もちろん旨い!ボクらの年代にとっては古き良き時代の懐かしい味が甦ってくるんだよなぁ~

ボクは美味しいラーメン等を求めて各地を食べ歩いていますが、近頃のラーメンはスープがやたら濃くなった気がします。昔は醤油が基本となったスープですが、食べる方も美味しいものを追求しすぎるあまり、薄くあっさりした味に飽き、また自分の舌も自然に濃い味を欲しがったりしてきているのでしょう。あげくの果てにはイタリアン風だといってパスタのスープを使ったラーメンが人気だとか・・・だったら初めからスパゲティを食っとけって話しですよねww

ラーメン屋さんは独自のスープをつくり、それを主張したくて、そのスープに合った麺を選びます。つまり殆どのラーメン屋さんはスープ屋さんなのですね。現代のラーメンスープの種類は飽和状態といっても過言ではありません。今一度原点回帰して鶏ガラの香りがしっかりついた懐かしい醤油スープが受ける時代にきてるのではないかとボクは考えます。

話しは反れましたが(笑)渥美の郷土料理である「あさりの押し寿司」。そういう意味では昔懐かしい味が今一度見直されている一品なのです。

現代は何事においても「原点回帰」の時期にきているのかもしれません。

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免々田川の河津桜が咲きました!今日3月12日現在の画像ですが、福江保育園の横は6~7分咲きとなっています。菜の花もますます黄色が濃くなり桜の花とのコントラストが綺麗ですよ。

川をまたぐようにコイノボリが気持ちよさそうに泳いでます。これもまた風情がありますよねww

陽気に誘われて、お年寄りのご夫婦が一緒に歩いていたりで、見るからにほのぼのします。春を味わいに渥美半島の免々田川に一度足を運んでみてはいかがですか(^^)

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寒い寒いと思ってたら、気がつけばもう3月!冬は嫌いなボクですが3月、4月は一年でいちばん好きな季節なんです。

春といえば桜。画像は旧渥美地区を流れる免々田川(めめだがわ)の河津桜です。ここ7~8年地元の各団体がボランティアで植えた結果、何とかここまで育ちました。しかし今年の冬は特に寒さがきつかったようで桜の開花が遅れてしまい、画像は昨年3月初めのもの。

現在はまだ一分咲きですが、菜の花はとっても綺麗に咲いています。この桜並木もあと5~6年経てば菜の花とのバランスもとれて、もっと立派なものになるはず。この小道をたくさんの人が楽しそうに散歩する姿が目に浮かぶようです。

春はもうすぐそこまで来ています(^^)

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これぞ名古屋名物「ひつまぶし」。そう、ここは熱田神宮横にある蓬莱軒です。元祖ひつまぶしの老舗。芸能人が名古屋へ仕事に来ると必ず一度は寄ると聞きます。ボクはだのうどん屋ですが(笑)行ってきましたw

落ち着きのある店内は夕方ともあって、すでに多くのお客で賑わっていました。ひつまぶしとは?うな丼と同じなのですが、見た目うなぎが細かく刻まれた状態で御飯の上に乗っています。刻んでなければ、ただのうな丼なんですけどね(*≧m≦*)ププッ

その、ひつまぶしですが一食目はそのまま小鉢へとり、刻み海苔とネギをちょこっとふりかけて食べます。二食目、今度は専用の出し汁を小鉢に注ぎ、お茶漬けとして頂きます。ワサビが効いてこれがまたマイウ~。ボクはほとんどお茶漬けで食べました。だって普通に食べたら、ただのうな丼ですもん(笑)

時は平日夕方、それにしてもお客の数が多い。さすが老舗ですね。長年ここまでお客を集め続ける理由が少しわかりました。

刻んであるからこそ「ひつまぶし」。同じ食べ物でも違う食べ方の提案をしてあげるだけで、お客は感動もする。勉強になりましたm(_ _)m

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先日仕事中、太平洋側赤羽根を車で走行中に気になる喫茶店を見つけました。普段一人で喫茶店にまず入らないのですが何故かふらふらと。外にテラスがある外観はハワイのノースショア辺りにぽつんとたたずむ雰囲気。ただ現実は真冬ですが(笑)

中へ入ると、そこは全体に木を基調とした造りになっており以外と広くて落ち着きがある。ボクみたいなおじさんが1人でも大丈夫だ。経営は年配のお母さんと娘さん?であろう2人でやっているようでした。

乾いた空気のハワイとは当然違うが、しかしそこにいるような錯覚に駆られ、注文したパンケーキとコーヒー。それらを口にした瞬間 eggs’n things を思い出した!

普通のパンケーキとコーヒーなのだが、自分の感覚次第で味はどうにでも変わるものなんですね。きっと夏にはサーファーで賑やかなんだろうなぁ。渥美半島にもこんなにイイ喫茶店があったとはボクにとって大発見でした。

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